ナンシー関名作展 Vol.1 プロレス観戦記

~ドラゴンスープレックスはアメリカではやりしかしつけやきばでしっぱい~

2026.6.12

2002年(享年39歳)にこの世を去った消しゴム版画家、コラムニストのナンシー関。
80年代、90年代のテレビ文化を消しゴムに彫り込み、独特の文章で解説した彼女の作品たちは今もその輝きを失っていない。

クラウドファンディングによる皆様の支援で彼女の25回忌の2026年6月12日に誕生した「デジタルミュージアム ボン研究所」を記念しての第1回目の展覧会は一昨年、京都、熊本での展覧会で好評を博した「ナンシー関 名作展 Vol.1 プロレス観戦記」のデジタル版。

残された5147点の作品の中から、今回は彼女が生前愛したプロレスにスポットを当て厳選された作品の数々とコラムを展示します。

手書きで残された謎のメモ「ドラゴンスープレックスはアメリカではやりしかしつけやきばでしっぱい」に隠された秘密とは。

ナンシー関(なんしー・せき)/消しゴム版画家・コラムニスト

本名:関 直美
1962
77日、青森県青森市の棟方志功記念館そばの関ガラス店の長女として生まれる。高校卒業までを青森市で過ごしたのち、上京。法政大学在学中、消しゴム版画がえのきどいちろう氏の目に留まり、1984年、消しゴム版画家としてデビュー。雑誌「ホットドッグ・プレス」の編集者だったいとうせいこう氏に「ナンシー関」のペンネームを付けられ、同誌上で消しゴム版画と短文を組み合わせた「ナンシーの漢字一發!!」の連載を開始。1980年代後半から1990年代、亡くなる2002年まで、多くの雑誌、書籍の分野で活躍、大人気を博した。著書、共著、作品集多数。生前、没後に数々の消しゴム版画の展覧会も開催されたが、京都での開催は今回が初めてとなる。生涯に製作した消しゴム版画は5000点を超える。2002612日逝去。享年39歳。

2024年当時の展覧会ポスター